昼間は製鉄所の溶接工として働き、夜はナイトスポットのダンサーとして踊りながらプロのバレリーナを夢見て活動を続けるヒロイン、アレックス(ジェニファー・ビールス)の愛と青春を描いたサクセス・ストーリー。 主題歌『ホワッツ・ア・フィーリング』(アカデミー賞主題歌賞受賞)をはじめとする劇中挿入歌の数々が、ヒロインの躍動感とも見事に呼応しながら、観客を乗せに乗せまくってくれている。こうしたエイドリアン・ライン監督ならではの映像と音楽を融合させた演出は、以後のこの手のジャンルの作品に多大な影響を与えることになった。 J・ビールスの勝ち気でさわやかな個性を最大限に生かしながらの美しい存在感の描出も、奇跡的といえるほどの素晴らしさであった。(的田也寸志)
ダンスシーンが素敵
18歳のALEXは昼間は溶接工、夜は地元のバーでダンサーとして踊る生活をしている。彼女はダンスが大好きだが、正規のレッスンを受けたことはなく、プロのダンサーになるのが夢だ。彼女の友達、恋、ダンスをしたいという夢・・・それらが織りなす物語だ。映画の中では80年代の曲がいくつも流れ、この時代の曲を良く知っている人はそれも懐かしいだろう。 私はこの映画のテーマソング”Flashdance- What a feeling”が大好きで見ることにした。この曲がとても効果的に使われている。主人公の心そのままの歌詞。テンポの良さ。彼女の踊りも小気味よい。もちろん80年代テイストで今とはずいぶん違うが、彼女はいいダンサーだと思う。何回か彼女が一人で踊るシーンがあるが、最後のシーンが一番よく、そこだけ巻き戻して何度も見た。
この作品、僕は好きです
プリマドンナになる夢を持ち、実力十分ながらも今一歩踏み出せない主人公と、 ささやかながら夢を叶え、未だ現在進行形で頑張っている主人公の恋人である溶接工場の社長。 一方、夢を追い求めるがゆえに道を踏み外す友人、その恋人でコメディアンを目指す男。 そして主人公の良き理解者であり、過去に栄光を持つ元プリマドンナの老女など、 様々な夢を持つ人間の人間模様が繰り広げられている作品。 夢を叶える者と結果叶えられない者のコントラストがあり、 その全ての人物が凄く生き生きと描かれている。 勿論ダンスの方も(多少古いが)良く、最後のシーン間際のダンスは何度も見返してしまう。
いまでは渋い女優さん。
エイドリアン・ラインのヒット作。かなりブームになった作品ですがいま見ても当時感じた新鮮さとスタイリッシュな画面は風化していないと思います。まあ、あのラストはちょっと反則じゃないかなぁという気持ちも当時と変わってはいないのですが。この映画の後、なかなか作品に恵まれなかったジェニファー・ビールスですがインディーズ系を中心にいまでは渋い女優さんになりました。
ダンス・シーンはともかく・・・
幼い頃から踊るのが好きな18歳のアレックスは、名門バレエ学校入学を目指している。昼は製鉄工場の溶接工、夜はナイトクラブのダンサーとなり学費を稼ぐ毎日。そんな中、クラブで踊る彼女に一目ぼれした製鉄工場の若き社長が現れ・・・。 この作品は女性のための「ロッキー」とも言える作品である。しかし、本家のように自らの力で成功を勝ち取るのではなく、この作品の主人公アレックスは男を利用して成功を勝ち取る。だからこの主人公に感情移入することは困難に思える(特に女性は)。実際、この作品の構造をそのままに、細部をもっと俗悪にすれば、同じジョー・エスターハス脚本による映画史上稀に見る最低最悪の作品「ショーガール」と同じになるだろう。
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